和歌山県和歌山市 太田矯正歯科クリニック
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 太田矯正歯科カテゴリ ホーム > お悩み相談 > 歯の抜けてしまった隙間の閉鎖

2008年2月19日 和歌山県御坊市 46歳の男性

左下奥歯がブッリジをしていないため、倒れてきてしまい、左上奥歯のかみ合わせがない状態です。
 左下奥歯がブッリジをしていないため、倒れてきてしまい、左上奥歯のかみ合わせがない状態です。
 上記に関連して左下奥歯の一本前がないことから左下前歯後ろに倒れてきているようで、序所に隙間があきかみ合わせがくるってきているようです。
 また、右下奥歯のブリッジの高さが低いようで結局両奥歯がないのと同じ状態で前歯にかかる圧力が大きく顎にも影響(顎が噛むとなる)がでてきているようです。
 矯正歯科に相談したところ、前歯はなんとかなるが奥歯は前の位置には戻らないとのことでした。
 つらい矯正治療を考えると、全て治らないと言われたことから治療にするのを迷っています。
 本当に治らないのでしょうか。治るなら直ぐにでも治療にかかりたいのですが。
 こんにちは。太田矯正歯科クリニックの太田安彦です。
 ご質問内容を拝見させて頂きました。
 相談内容より、状況を想像すると、矯正治療だけで歯の抜けてしまった隙間の閉鎖や奥歯の噛み合わせを完全に回復することは、難しいかと思います。
 実際に口腔内を拝見していないので、断定することはできませんが、おそらく、矯正治療にて倒れている奥歯を起こした後補綴治療(ブリッジなどの被せ治療)が必要であると思います。
 ただ、今の倒れた状態の歯を削って被せるよりも、被せる前に倒れた奥歯を起こし、歯の位置を整えておくと、奥歯や被せの耐久性が良くなります。
 ですから矯正治療は、被せの条件をよくするための前処置的な治療になるかと思います。
 現在の奥歯での咬合が難しい状態で放っておくのは良くない事です。
 何らかの治療にて、奥歯を噛める状態にしていくことが重要です。
 その場合に、どういった治療によってどういう状態にしたいのか、いうことが重要になります。
 奥歯だけでなく、現在の咬合状態や歯周組織の状態、年齢的・費用的な問題も考慮に入れて、奥歯をどういう状態に治したいのか、ということを再度検討してから、それに向けてどういった治療がご自身に合っているのかということを、歯科医院にて相談してみてはいかがでしょうか。



院長略歴
1986年 近畿大学付属和歌山高校卒業
1992年 朝日大学歯学部卒業
大学院歯学研究科入学
(歯科矯正学専攻)
1996年 大学院歯学研究科修了
歯学博士号取得
朝日大学歯学部歯科矯正学講座・非常勤講師(学法)
1997年 日本矯正歯科学会認定医取得
1998年 太田矯正歯科クリニック開院
1999年 厚生省指定
育成(更生)医療機関認可
2003年顎口腔機能診断施設認定

所属学会
日本矯正歯科学会認定医
近畿東海矯正歯科学会
日本口蓋裂学会
日本顎変形症学会
みなさんこんちは!院長の太田安彦です。
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