Q.今まで顔の左右非対称がずっとコンプレックスです。

和歌山県23歳女性


はじめまして、 今まで顔の左右非対称がずっとコンプレックスで顔の骨格矯正、エラのボトックスな どいろんなことを試してきましたが、何一つ改善されず、噛み合わせの問題かなと矯 正を視野に入れて考える様にして調べた所、顎変形症というものがあるのを知りまし た。顎関節症で、口を開くと顎がガクッとずれて音が鳴り左側の頬骨辺りがボコッと 出ます。日によれば痛い時もあります。
口を閉じていても、左右でフェイスラインが全然違います。
横から見ると右側はエラ部分?の骨が出ていますが、左側は一切出ていません。
口元が出ており、笑うと歯茎が目立ちます。
写真だと余計に顔の左右差が目立ってしまいます。
歯は、上の前歯で下の歯はほとんど見えません。上下の前歯をくっつけると、後の歯 が浮いています。
お写真だけだとわかりづらいと思いますが、よろしくお願いします。

A.こんにちは、太田矯正歯科クリニックの太田です。
この度は、お悩み相談ありがとうございます。
お写真を拝見しましたところ、顎変形症の治療の適応症例では無いと思います。
骨格的な問題が大きくあり、矯正治療のみで 歯並びとかみ合わせの改善が困難な症例が 顎変形症の適応症例となります。

参考までに、当院で顎変形症の手術をお願いしている口腔外科医で、神戸市立医療センター中央市民病院の竹信俊彦先生の病院のホームページをご覧ください。

主な疾患・治療法 | 歯科・歯科口腔外科 | 神戸市立医療センター中央市民病院のオフィシャルサイト
http://chuo.kcho.jp/department/clinic_index/surgery/oral_surg/target

Q.返答頂きありがとうございます。
読ませて頂き、把握しました。ありがとうございます。
美容もそうですが、やはり顎は痛みもあり、とにかく口が大きく開かない、開くと顎がガクッとズレるのを食事のたびに気にしながらするのもストレスでお調べしてたどり着いたところでした。
私の場合、顎変形症ではないという事で、矯正などを行なっても改善されないということでしょうか?
お手数おかけしますが、よろしくお願いします。

A.そちらの症状は顎関節症になります。
歯並びやかみ合わせが原因で、顎関節症の誘因となってる場合は、矯正治療にて改善が可能な場合もあります。
また矯正治療のみでは改善しない症例もございます。
痛み等がある場合は、顎関節症の治療をされている施設での治療を、先ず第一選択肢と
されるのが良いのでは無いでしょうか。
顎関節症の原因の究明をする為にCTレントゲンやMRI等の撮影をして、症状によっては
マウスピースや投薬治療などを行います。
ご相談頂きましたが、当クリニックでは、充分な対処が出来ないです。

 

太田 安彦

太田 安彦

皆様の健康と笑顔を守る矯正歯科医療を目指します。

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